パソコンの仕組について
パソコンの中身がどうなっているのか、意外と知らない事があるものです。
標準的なデスクトップタイプで分かり易く解説していきたいと思います。
ノートパソコンは一体・小型化したデスクトップとも言えます、
性能差がほとんどないからです、ただ、デスクトップと違うのは拡張性です。
グラフィックボードの交換などはできませんから、、、
どんな部品で構成されているのか
本体、ディスプレイ、キーボード、マウスで構成されます。
ではパソコン本体の中身はどうなっているのか見ていきます。
CPU (中央演算処理装置)
パソコンの頭脳であるCPUですね、これがないと動きません。
パソコンで使われているほとんどが32ビットのCPUです、上記例のIntel Core i7,i5も32ビットですが、
ここが分かりずらいところですが64ビットの命令セットが使用可能なのです。(技術の進歩ですね)
OSから見ると64ビット動作可能になる技術です。
64ビットCPUはIntel itaniumに代表され、とても高価なのでサーバー用途になっています。
このほかXeonがありiMAC に搭載されています。また形状に規格があり、LGAタイプがほとんどです。
記憶装置 (メモリーモジュール)
いろいろタイプがありますがDDR3の例です、PC3-12800とかPC3-6400などがあります。
スピードや形状・電圧などで規格があります、ほとんどDDR3だと思いますが少し古いとDDR2、
最新ではDDR4があります。
グラフィックボード (ビデオカード)
出力端子 (== ディスプレイ入力)の形状に注意しましょう。
HDMI端子はPSなどと同じですが、DVI端子は幾つかタイプがあるので注意が必要です。
処理速度==描画速度が速い方がいいのですがそれなりに高くなりますので、描画速度と搭載メモリ容量を見て選ぶことになります。
人気のチップメーカーを選ぶのが無難ですね。
マザーボード
マザーボードとよばれこの基盤にCPUやメモリー、グラフィックボードを載せます。
このマザーボードをケースに取り付けるわけです。
また、CPUは発熱する為CPUクーラーを取り付ける必要があります。
マザーボードのチップセットにより対応できるCPUやメモリタイプが決まります。
CPUの形状が同じでもXeonが載せられないのはこの為です。
メモリスロットの形状で間違って取付られないようになっています。
DDR3のスロットにDDR2のメモリは取付できないんです。
マザーボードの選択にはCPUが対応しているチップセットはもちろんですが、
メモリースロット数やPCI Expressなどのスロット数も重要な要素です。
最大メモリ搭載容量もメモリのスロット数と関係があります。
補助記憶装置
SATA規格の ハードディク(HDD)です。
ここにOSをインストールする事で毎回OSが起動して利用できるようになります。
アプリケーションで作成したデーターもここに保存される事になります。
容量が大きいと沢山データーを記録できますが、壊れた時には痛手も大きいことになります。
容量だけではなくアクセスタイムが早くないとOSやアプリケーションの起動に時間がかかってしまいます。
回転数が7500rpmより10000rpmの方が速いです、15000rpmはもっと速いことになります。
最近は価格が下がってSSDに代わってきています。I/Fの違い等でこちらもタイプが色々とあります。
DVD blue-ray
DVD blue-ray ドライブ 書き込みできるメディアタイプが多い方が比較的高価です。
必須ではありませんがあれば何かと便利です、動画を作成してDVDやblue-rayに書き込むことが出来ます。
電源ユニット
ATX規格の電源ユニット、背面にメイン電源スイッチがある物とない物があり、
電圧切替(220V or 100V)もある物とない物があります。
出力容量により200Wから400Wぐらいまであります、この電源はスイッチング電源とも言われます。
このスイッチングの方式を高効率化して最近では1000Wぐらいまであるようです。
このATX規格サイズに収める為に各メーカーが頑張っていますが発熱量が心配なところです。
ケース
代表的なケースの例です。
空っぽの状態はこんな感じです、ここに先ほどのマザーボードを取り付けます。
パソコンの心臓とも言える電源とOSやデーターを記録するハードディク(HDD)、DVDドイブなども取り付けます。